噛み合わせに何らかの異常があると、顎付近の筋肉がかなり緊張してしまいます。長期間側頭筋が緊張すると、筋肉は硬化して血行不順になります。その結果、首や肩がこりやすくなってしまいます。噛み合わせにズレが生じる原因は、片側だけを使用して偏った噛み方をしている、頬杖をついている、うつぶせに寝ている、足を組んで座っている、などが挙げられます。
それでは、噛み合わせが原因で筋肉か過度に緊張し、肩がこる場合には、どのようにして軽減すれば良いのでしょうか。最も良いのは矯正して噛み合わせを正常化することですが、それ以外でも、整体やカイロプラクティック、自宅でできるマッサージやストレッチによって肩こりは軽減できます。マッサージで筋肉に刺激を与えれば、緊張している筋肉を緩やかにほぐしていくことが可能です。
コリを感じる部分だけではなく、その周辺も揉み解すことがポイントです。マッサージは気持ちが良くてついついやり過ぎてしまうものですが、適度なところで止めるのも重要です。では、噛み合わせを原因とする肩こりの軽減方法として、簡単にできるストレッチをご紹介しましょう。
1.首のストレッチ
仰向けに寝て、床に頬をつけましょう。顎を引かないよう注意して、左右両方行って下さい。
2.肩胛骨のストレッチ
膝を伸ばした状態で座り、左足のつま先を右手で持ったまま、その状態で身体を捻って下さい。もしつま先に手がつかないようであれば、膝を少し曲げてもOKです。このストレッチを左右両方で行いましょう。
3.背中のストレッチ
四つん這いになり、掌を上に向けて床に肘をつけましょう。両手を重ね合わせ、肘を肩幅に開いてから、腰を後方に引きます。
4.背中全体のストレッチ
四つん這いになり、肩の真下に手をつき、背骨を持ち上げるようにして背中を丸めましょう。頭を下にして、首の力を抜きます。1日にたった1度行うだけでも、効果を得られるでしょう。